褐葉

これはクヌギ。
「紅葉」「黄葉」という言葉は知られていますが、「褐葉」と言う言葉は聞きなれないのではないでしょうか。
読んで字のごとく、「褐色の葉」、即ち色づきが鮮やかな紅葉黄葉に比べ、茶色味がかった秋の葉色の変化のこと。狭義ではブナ科やニレ科の葉の色づきを指すようです。
この言葉を知ってから、そうした葉色の変化がとても気になるようになりました。
楓やイチョウなどの鮮やかな原色系の紅葉黄葉もいいのですが、地味ながらどこか柔らかい褐葉は、実は里山の素顔だと思えます。



コナラの褐葉は、多くは黄色系。ところが若樹の褐葉は、赤味を帯びます。それはまた別の美しさ。

もう少し標高の高い場所で見られるミズナラの褐葉。
色味こそやや地味でも、「森の王」の貫録が感じられます。
PENTAX K-m ・ SMC PENTAX-FA 1:4 28-70mm
by silvers_blue
| 2012-11-21 22:22
| 山の植物
|
Comments(6)
(^人^)感謝♪
すっかり森の中でハイキングした気分になれました!
褐葉まだこちらでも見れるので探して楽しんでみます!!^^
すっかり森の中でハイキングした気分になれました!
褐葉まだこちらでも見れるので探して楽しんでみます!!^^
Like
>kuma_hanahanaさん
九州だとカシやクスなどの常緑広葉樹も多いので、こちらよりはナラ類は少ないと思いますが、探してみて下さい。九州では秋はまだまだなんですね。
九州だとカシやクスなどの常緑広葉樹も多いので、こちらよりはナラ類は少ないと思いますが、探してみて下さい。九州では秋はまだまだなんですね。
カメラが替わったからか、画面で見て以前より透明感が違って見えます。
また、ここの背景が黒なのでとくにそう見えるのかも。
以前のフィルムカメラだと落着いたトーンに見えましたが、
この新しいカメラだと澄んだ感じに見えます。
「褐葉」という語はsilvers_blueさんの記で初めて知りましたが、
紅葉と違ってさほどドラマティックではなく、いかにも自然ぽくて
そこがいいですね。(鮮やか過ぎる紅葉は少し苦手なだけに…。)
また、ここの背景が黒なのでとくにそう見えるのかも。
以前のフィルムカメラだと落着いたトーンに見えましたが、
この新しいカメラだと澄んだ感じに見えます。
「褐葉」という語はsilvers_blueさんの記で初めて知りましたが、
紅葉と違ってさほどドラマティックではなく、いかにも自然ぽくて
そこがいいですね。(鮮やか過ぎる紅葉は少し苦手なだけに…。)
森の王さま この樹皮がまた愛おしくて スリスリ。。^^*
アントシアン タンニンの配合加減なのかしら
ともあれ 晩秋から初冬へのうつろいの中で
逆光の葉っぱたちは 見飽きることがない野山の絵巻ですね♪
アントシアン タンニンの配合加減なのかしら
ともあれ 晩秋から初冬へのうつろいの中で
逆光の葉っぱたちは 見飽きることがない野山の絵巻ですね♪
>noriさん
このカメラは、まだ全然使いこなしていません。とりあえず風景モードにしているのですが、想像以上にハデな色味になりようです。この派手さが「デジタルらしさ」というものなのか。
また、モニタで見る以上最初からデジタルでの画像の方が親和性がいい、というのは確実にあると思います。
原色ぽいドラマティックな紅葉ももちろん好きなのですが、だた「きれい」という視点だけでは見えないものもある、と思っています。
このカメラは、まだ全然使いこなしていません。とりあえず風景モードにしているのですが、想像以上にハデな色味になりようです。この派手さが「デジタルらしさ」というものなのか。
また、モニタで見る以上最初からデジタルでの画像の方が親和性がいい、というのは確実にあると思います。
原色ぽいドラマティックな紅葉ももちろん好きなのですが、だた「きれい」という視点だけでは見えないものもある、と思っています。
>吟遊詩人さん
非常に危うい雰囲気があるブナと違い、ミズナラの樹皮は非常に堂々としています。風雪に耐えうる力強さは、写真に収めるのは意外と難しい、と感じています。
非常に危うい雰囲気があるブナと違い、ミズナラの樹皮は非常に堂々としています。風雪に耐えうる力強さは、写真に収めるのは意外と難しい、と感じています。