戦友ついに力尽きる
平成20年11月2日。
当時小6だった息子の最も彼らしい姿を捉えたこの写真。手にしているカメラは、PENTAX Optio43WR。平成16年に買ったので手元に来てから9年経ちます。
特に写真とかカメラに興味がなかったころ、防滴仕様ということで山遊び用に買いました。その後息子用となり、更には仕事用として使い続けてきました。
400万画素、最高感度はISO400。当時としても高性能というわけでもなく、防滴仕様という以外に特にウリはないカメラですが、こんなによく働くとは正直思っていませんでした。しかしついにというべきか、突然ピントがまったく合わなくなってしまいました。
製品サイクルが短いコンデジは愛着が湧かない、という話を聞きます。それはわからないでもありません。
しかしこのカメラ、僕ら親子と山遊びの面白さを共に味わった友でもあります。
さすがに修理するというものでもありませんが、かといって捨てる気にはなりません。
長い間、ありがとう。
このカメラが似合う森の中で、その姿を撮ってあげよう。
この写真は、一枚目での息子が撮ったもの。
by silvers_blue
| 2013-11-01 22:27
| 写真・カメラ