柳の変化を追う
柳は最も早くから芽吹く樹木のひとつです。桜が咲くその時期と同じくして爽やかな萌木色に染まります。
ところで、早春の柳の色の変化は、3段階になっています。
最初は梢が薄緑色に。この時の新芽は銀色の毛皮風。前回記事を参照願います。
その後花が咲きます。この時は遠目には灰緑色に見えます。
そして新しい葉が出ます。鮮やかな萌木色に見えるのは、この時なのです。
桜が見頃となるときには、柳のこともちょっと思い出して川原を見てほしい、と思うのです。
来年の冬は、早春の柳の梢がいつ、どのように春の色に変わるのかを注意して観察したい、と思っています。
by silvers_blue
| 2013-04-14 19:30
| 山の植物