筑波大学菅平高原実験センター
主に植物関連の自然の研究をしている、筑波大学菅平高原実験センター。その観察林は平日は一般に開放されていて、見学可能です。
息子が中学生のとき、就職体験場所として選んだのが、ここ。
ここで行われている研究のうち、ブナの森の復旧については特に力を入れられている研究。
菅平高原は、かつてはブナの森に覆われていたそうです。しかし古くから開拓された為、ブナの森はほとんど伐採され、落葉松の植林が、あるいは開拓後に育った白樺の林が中心となり、ブナの原生林は大洞地区にわずかに残されるもののみとなりました。
本来の植生の復活を目的とした研究が、ここで行われているのです。
若いブナの木には、のちに見られるような地衣類の付着がまだ希少で、同じ樹木には見えません。
虫こぶがついた葉も興味深い。
by silvers_blue
| 2012-06-15 21:08
| 山遊び