野山を読む 野山を食す

駅舎の桜を見て想う

これは今年の桜ではありません。
昨年4月、長野電鉄屋代線 信濃川田駅で撮った桜。

f0220698_21582992.jpg

どうしても撮りたくて、夕方ようやく駅にたどり着くことができました。
おそらく、今年も同じように咲いた桜が見られたはず。
しかしその桜の脇を、二度と電車が通ることはありません。
屋代線は、2012年3月31日をもって、廃線となりました。

廃線が決まった2011年2月以降廃線までの間、1年余に渡りおよそ900枚の写真を撮りました。
それをフォトブックにまとめたものが、先日完成しました。


     「 消え行く駅舎 - 廃止される長野電鉄屋代線 13の駅舎 」


最後に載せている、お年寄りが電車に手を振って別れを告げる写真は、この駅で撮りました。
[PR]
by silvers_blue | 2012-05-03 22:11 | 写真・カメラ | Comments(10)
Commented at 2012-05-04 00:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-05-04 09:08
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2012-05-04 10:02
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nori at 2012-05-04 10:08 x
この一枚も、本当にいい写真ですね。
こういう心に沁み入るような写真、今回、本当に久しぶりに
見させてもらいました。自分は何処かどうでもいいところを
彷徨ってしまっていたのかも知れないと、今度のりょうさんの
作品を見ながら、思いました。

もう少し、まじめに写真と向き合おう、と思いました。

Commented by silvers_blue at 2012-05-04 11:48
mさん
ですよね~自分で非公開コメント書いてどうすんだってww
失礼しました。&ご教授ありがとうございます。
以下コメ2コピペです↓

ありがとうございます。
僕の写真は、それ1枚だけでは人に伝える力が著しく欠けています。何枚も重ねることで、なんとかそれを補いたいという気持ちはあります。
1年かけて撮ったのだから、1枚では表現できない「時間」というものを形にできたら、とも思っています。
Commented by silvers_blue at 2012-05-04 11:54
>noriさん
いろんなところで褒めて頂きありがとうございます。

noriさんの写真も、一枚で完結するタイプ。noriさんにあって僕にないものって、それは「絵心」だと思うのです。
僕の写真って、「例えヘタでも記録的な意味があるからまったくムダにはなっていない」 という、どこか言い訳めいた部分があるのです。だからnoriさんみたいに純粋に絵心のみで勝負できる写真には、1枚では対抗できない。
でも何枚か寄せ集めれば何かできるかも、というのが僕の写真。
Commented by kina at 2012-05-05 23:36 x
この光景は2度と見ることができない。そんな日が来てしまうことを知りながら写真を撮るというのもつらいものですね。
Commented by silvers_blue at 2012-05-06 20:02
>kinaさん
うーん、本来僕の生活にとって影響がまったくない鉄道だけに、つらいとかつらくないとか感傷に浸るのはウソっぽいと思うのです。
強いて言うなら、諦観に近いものかもしれません。
Commented by izayoi_forest at 2012-05-07 21:06
P.11のフォト 余韻のように心に残ります
改札の 切符に孔を入れる瞬間
季節の折々のうつろい 人の思い
写真なのに 映画を見ているような気がします
紛れもない流れる時間が存在したからなんですね

りょうさんのフォトは 
静謐であるがゆえの詩情 
リアルなのにノスタルジック
本を閉じても また開けてみたくなる衝動^^*
Commented by silvers_blue at 2012-05-08 23:19
>吟遊詩人さん
もったいないお言葉、ありがとうございます。
知っての通り、僕は普段こういったテーマの写真は撮りません。
いつもとは違う写真を撮りながらも、自分の写真のルーツとして捨てられないもの - 季節を撮ること - がある、ということに気が付きました。